5年目

by - 金曜日, 6月 03, 2016


うっかりしてたのですが、先月の10日でデビュー4周年を迎えました。
作家になって5年目に突入です!

「どうして作家になったんですか?」という質問をよくされます。
「なんで小説を書くことを選んだんですか?」 とも。
どうしようもない理由しかなくて、答えるときはいつも苦笑いしてしまうんですが、
ずばり、

子どもの頃から「作家になる」という根拠のない自信がありました。
だから作家になりました。

以上です!

どうしてそんなに自信満々だったのか、自分でも謎です。
小説を書くことを選んだ記憶もなくて。たぶん、息を吸うくらい自然なことで「こうするぞ!」と思ってしたことではなかったんだと思います。
ただ、間違いなく言えるのは、たとえ4年前にデビューできなかったとしても、必ず作家になったということです。5年後だったかもしれないし、60歳になったときかも。
それでも私は書き続け、いつか必ず作家になったと思います。
そんな根拠のない自信は今もあります。


小説家になりませんか、と誘いをもらったとき、本当にうれしかったです。
最初の打ち合わせは死ぬほど緊張しました。
熱中して書く楽しさは、なにものにもかえられません。

飛び上がるほどうれしかったこと、
悩みすぎて何書いてるかわからなくなったこと、
落ち込んで2週間くらい寝込みたくなったこともありました。
ネタが思い浮かばなくてパソコンの前でフリーズしたり、
〆切り直前に掃除はじめたり、マンガを読んだり。

それでも、こうして変わらず原稿と向かいあえる毎日がとてもうれしいです。

私に書く場所をくれた担当さんや出版社さん、
そして作品を読んでくれるあなたがいるから作家でいられます。
いつもありがとうございます。


まだまだ満足できません。もっと面白いものが書きたい!



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