インフルエンザにかかってしまいました……。
流行のＢ型です。
私のまわりはみんなピンピンしてるので、感染経路は満員電車？
感染しても自覚症状がないケースもあるようですし、気をつけてても移るときは移る！ですね。

薬をのんだら、幸い１日で熱が下がりました。
と思ったら、
その日のうちにぐんぐん熱が上がって、再び３９℃に。
結局、高熱は下がらず、１週間以上寝込みました。
こんなに寝込んだのは子どもの頃以来です。

小説はどこでも書けるので、腹痛や頭痛くらいなら仕事しちゃうんですが、高熱だとぜんぜんだめですね。
頭の中が煮えているようで、ベッドから起き上がることもできず、すっかりポンコツでした。

寝すぎて腰が痛いし、退屈だし、途中からなんだか愉快になってきて
「フフ、もう３８℃は平熱ってことでいいんじゃないかな！」
と、わけのわからないことを口走ってました。
ちょっとおかしい人になってますね。

８日目にようやく熱が下がったのですが、驚いたのはそのあとです。

筋　力　が　消　え　た

１時間とイスに座っていられないんです。痛いからではなくて、姿勢を維持する力がなくて。
起きてるだけで息が切れるし、ラーメン食べるのに４０分かかる！
やー、めちゃくちゃ伸びますね、麺。

人体って、たった１週間寝てただけでこんなに弱るんですね。
なるほど、作品づくりに役立つ！

調べてみたら、健康な人でもベッドで安静臥床（横になって静かに休んだ状態）を続けると、１週間で最大２０％の筋力が落ちるようです。
低下した機能をもとの状態に戻すには、１か月以上かかることも。
私の筋肉は２０％オフ……。

そういえば、寝込んで５日目。
「４、５日経っても熱が下がらなかったら再診を受けてください」と初診で医師に言われ、病院に電話で事情を説明して予約をとろうとしたら、
「近江さんはインフルエンザの外出禁止期間なのでちょっと……！」
と、来院を断られました。
それもそうですね、と電話を切ったんですが、もともと医師に言われたから電話したはずで？？
あれは何だったんでしょう、当直の医師によって方針が違うのかな。

まー、ここまできたら放っておいても治るよね、と自己判断してしまったけど、きちんと診てもらえばこんなに長期寝込まなかったかな、と反省です。
仕事はもちろん、交流会や約束をキャンセルすることになり、すごく心残りです。
関係者のみなさん、本当にすみません。
お会いしたときに、あらためてご挨拶させてください……！

インフルエンザは過去最大の患者数が出ているようですね。
この記事を読んでいる方もどうかご自愛を。
乾燥の厳しいシーズンですし、あたたかくして過ごしてくださいね。

＊　＊　＊

写真は新宿タカシマヤタイムズスクウェア。
生誕９０周年……６０歳で亡くなられるなんて、手塚治虫先生、本当に早くに逝ってしまったんだな、と再認識させられるようでした。
ちなみに、子どもの頃に読んだ『火の鳥』宇宙編はトラウマです（笑）