やっぱり喫茶店
なんでだろう?
改めて理由を考えてみたのですが、単純に喫茶店が好きだからなんだと思います。
コーヒー専門店だとコーヒーを飲むぞ!という目的が明確だし、飲食店ではご飯が主役です。
そのあたり喫茶店は雑というか、いい意味で「なんでもいいよ」の精神があるんですよね。
お茶を飲んでもいいし、ご飯を食べてもいい。
勉強しても、読書しても、おしゃべりしてもいい。
小さな子どもからお年寄りまで、誰でもふらりと入れるところもすてきです。
そんな懐の深さがあるのは、やっぱり喫茶店だなあと思うのです。
と、見せかけて、「店内でのおしゃべりはお控えください」とか「パンケーキはこの手順でお召し上がりください」などなど、店主の個性が爆発した喫茶店もあります。
どっちも好きです!笑
この頃は見かけなくなりましたが、メニューに梅昆布茶(煎餅付き)と書かれたものを見るとグッときます。
お客さんとのやり取りで、定番メニューになったんでしょうね。
昔からある喫茶店には、いろんな人の思い出が詰まっていて、ふらりと訪れてその片隅に座らせてもらえる時間も好きです。
家でも学校でも職場でもない。
第三の居場所があると、毎日はとても楽しいものです。
珈琲エメラルドも、みなさんに読んでもらうことでそういうお店になれていたらいいな。
* * *
メディアワークス文庫の公式サイトを見て、うっすらお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが…すみません、年内の刊行はありません。
この数年、夏に体調を崩すようになりました。
今年は特にひどくて、最近になってようやく元の体重まで回復し、普通の生活に戻ることができました。
筋肉は行方不明のままですが、これから育て直して執筆に励もうと思います。
毎年必ず刊行していたので、本が出せないのはとても悔しいです…!
なにより、オーダーの続きをお届けできないことが痛恨の極みです。
担当さんの力を借りて、バリバリ進めています。
1日も早くお届けできるようにがんばりますね!!
写真は以前にもご紹介した、今はないお店。
現実にはもういけないけど、ウェブ上では訪れた気になりたくて画像を使わせていただいています。
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